「スパオール」開発者の株式会社ナチュラルアビリティ代表の小池氏は、少年時代にご近所のお年寄りに自転車で衝突して転倒させ、寝たきりにさせてしまったことがあります。このことは大人になり、様々なビジネスに携わるようになっても、大きな罪の思いと共に頭を離れないトラウマになっていました。
そんな折、ちょうど50歳に差し掛かろうかという頃に、とある技術に出会いました。それは高齢者の体幹を安定させ、転倒事故を防止する可能性を秘めたものでした。この技術を完成させることができたら、多くの方の悲しみを減らすことができると確信。
いくらかでも少年時代の罪を償うことができるのではないか。それによって多くの高齢者はもちろん、自分自身も救われる、と考えました。そして、専門的な知識や経験がないにもかかわらず、自ら研究を進め、実用化のための素材開発を決意したのです。
その後、高齢者の転倒リスクを軽減するという趣旨に賛同してくださる有識者の方々にも巡り合い、助けを得ながら完成させたのが、複合鉱石粉「スパオール」なのです。
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